19日(水)午後6時30分より、三沢市総合福祉センターに於きまして、会派みさわ未来主催による「第3回議会報告会&タウンミーティング」が開催されました。

会場は、50名を越える市民で満席! ・・・緊張感あふれる開会となりました。

冒頭、堀光雄会長から挨拶があり、その後、以下の項目に於いて、それぞれ担当者から報告をさせていただきました。

【議会報告会】18:30~19:20 司会 天間勝則

・第4回定例会の報告 野坂篤司
主に、平成22年補正予算(第4号)の中の歳出、中心市街地活性化推進費95,000万円(MGインターナショナル株式会社・貸付金30,000千円、同社出資金65,000千円)について説明いたしました。

・三沢市議会特別委員会の報告 加澤明
今回は、中心市街地活性化推進特別委員会の所管事務調査、「中央地区都市再生土地区画整理事業」の完成について報告いたしました。
・会派の研修(視察)会の報告 加澤明
第7回、第8回の研修会について報告しました。

・議会改革(議会費削減)について 太田博之
今回は、当会派の議員定数、報酬の削減案を報告し、その趣旨について説明いたしました。
みさわ未来としては、これまでの議会運営を基に、議会費削減(議員定数・議員報酬)の議論を進めるのではなく、あくまでも今後、確立される“地域主権”時代を見据え、三沢市議会が、どの様な議会であるべきかを考えることの必要性から、議論を闘わせて参りました。
結果、当会派の削減案は以下の通りです。
[議員定数] 現行どおりの20名
[議員報酬] 現行どおり(議長432,000円、副議長392,000円、議員357,000円)
[会議日当] 廃止
[県内日当] 廃止
[視察旅費] 上限130,000円(△20,000円)
[個人研修費] 上限150,000円(現行どおり)を旅費のみの使用から、研修費に用途拡大
私たちは、定数の削減により、新人の立候補者の激減、現職の多選の増加、投票率の低下、議会の私物化、さらには米軍基地問題や核燃サイクル事業(六ヶ所)の問題などを考慮して、削減ありきでの定数減は、今後の三沢市の民主主義並びに、行政運営に障害を及ぼすものとして、現行の20名で改選を迎えるべきと意見集約いたしました。
また、報酬に関しては市財政の状況、他市との比較の中から現時点では妥当との判断となりました。
なお、他会派並びに、無会派からの案も出揃いましたので、今後は全員協議会等で議論されることになりますが、この議論については公開して行きたいと思いますので、後日改めてHPにて掲載させていただきます。
【タウンミーティング】 野坂篤司
今回のタウンミーティングは、「市民協働のマニフェスト(会派マニフェスト)」作りの為に開催されるものです。
その第1回目と位置付け、ワークショップ形式で「三沢市の課題・問題点について」市民の皆様から沢山のご意見、ご提案をいただきました。皆様!本当にありがとうございました。
なお、タウンミーティングの詳細(課題・問題点・提案等)は、まとまり次第ご報告させていたきますので、今少しお時間を頂戴したいと思います。
さて、今回のタウンミーティングで改めて感じた事は、「それぞれの政策は、その政策担当課を越えて常に政策同士がリンクしている」と、いうことです。
当たり前のようですが、そこに視点をおいて政策の立案をしなければ、縦割り組織の体質である役所では、自ずと限界があることは火を見るより明らかです。
担当課横断の政策立案出来る戦略室等の必要性を強く感じました。
※副会長 瀬崎雅弘は、当日風邪のため欠席でした。